わたしの幸せな結婚 ネタバレ分冊版1巻【美世を待っていた新しい生活】

大人気和風ファンタジー作品『わたしの幸せな結婚』。

今回はこの作品が気になっている人のために分冊版1巻のネタバレを書いていきます。

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『わたしの幸せな結婚』ネタバレ分冊版1巻

畳の部屋で手をついてお辞儀をしている女性がいます。彼女の名前は斎森美世

しかしお辞儀をされている方の男性は全く反応がありません。美世は無視されるのは慣れてると半ば諦め気味でした。

男性はやっと顔を上げろと言ってくれました。

振り返った男性は真っ白な肌に透けるような長い髪、青みがかった瞳、男性とは思えない位儚さも兼ね備えた美貌の持ち主。彼との結婚は何人もの女性が3日と持たずに諦めたのだと噂話を聞いていた美世は、自分には帰れる家も頼れる人間もいないのだからここでやっていくしかないのだと覚悟します。

斎森家は異能者の家系で、父と母は政略結婚だったと聞かされています。その特別な血を濃く保つための政略結婚です。

母が病で早くに亡くなってしまうと、父親は再婚をしました。そして異能を持つ異母妹・香耶が生まれるとだんだんと美世は見向きされなくなっていたのでした。

ある時家族みんなで集まって話し合いが行われました。斎森家に婿養子を入れると言うことです。

結婚をするのは当然香耶。そしてその結婚相手は美世の幼なじみの幸次でした。美世はある程度は覚悟していたとは言え、この決定にやはり驚きを隠せませんでした。心の中で自分はいつか幸次さんと結婚できると思っていたからです。

お父さんは美世にも他の家に嫁いでもらうことを決定しました。嫁ぎ先は久堂家、その家の当主の久堂清霞のところでした。

久堂家は名家として知られているので本来ならば素晴らしいことです。しかし、この当主は冷酷無慈悲な人間としても有名でした。

美世は心の中でそんな人間の嫁に言ったらもう二度とここには帰って来れないだろうと覚悟していました。部屋から出た後、幸次さんが申し訳ないと謝ってきました。彼は美世を助けられなかったことを後悔しているのです。

ここで何か発言すればそれは幸次を苦しめることになると、美世はただ今までありがとうございましたと言ってその場を去りました。この家を出ても何の希望は無いだろう、そんなことを思いながら美世は自分の家を離れました。

そして美世と清霞の結婚生活がスタートしたのです。

『わたしの幸せな結婚』分冊版1巻の感想

舞台が大正時代と思いきや、異能と言う特別な能力が出てくる架空のファンタジーの世界のようです。

清霞はこの時点では何人もの女性との結婚生活が破綻していると言う、相当やばい人間に思います。

まだその理由を明らかにされていませんが、この時点であまり自分の感情を表に出さない人間と言う事は分かっているので、いろんな意味で誤解されやすいのかなと思いました。

主人公の父も美世と同じように本当は好きな人がいたけど別の人と結婚したようです。意味ありげに顔が隠れているカットなので、もしかしたら後で出てくるキャラクターなのかもしれません。

特に説明をされていませんが美世の継母となってしまった女性は、美世の本当のお母さんと何か因縁があったのでしょう。

義理の妹である香耶は、見鬼の才と言う異能の力を持っています。

この時点で異能と言うものがどういうものなのか全く説明されていないのも気になるところ。続きが非常に気になります。

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わたしの幸せな結婚【分冊版】 1巻